MTGの話。
新弾「タルキール:龍嵐録」の情報が増えてきた。
統率者デッキ限定のカードにも面白いカードがあった。
マルドゥの白赤黒デッキはトークン生成が得意なようで、私の好みド真ん中だ。
白はダリアン、白赤はホフリ、赤はオーシオンと、トークンを使うデッキが多い。
まずはEDHオーシオンのおもちゃになる赤いカードから紹介していこう。
Orthion, Hero of Lavabrink / ラバブリンクの英雄、オーシオン (3)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)(1)(赤),(T):あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
(6)(赤)(赤)(赤),(T):あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン5つを生成する。それらのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。3/3
2マナタップで1体コピー、9マナタップで5体コピーできる。
コピーの対象は自軍のクリーチャー限定で、速攻をもち、終了ステップに生け贄に捧げられる(追放ではなく死亡する)。
●倍増の嵐唱者

3マナ3/3先制攻撃。
これが攻撃するたび、このターンに出た自軍のクリーチャー・トークンをタップ状態で攻撃している状態でコピーする。終了ステップに生け贄。
「倍増の季節」のような名前を冠しているだけあって、クリーチャー・トークンを2倍にしてくれる。これは楽しい。
クリーチャー以外のトークンは倍にならない。
アカデミーの整備士/Academy Manufactor (3)
アーティファクト・クリーチャー ― 組立作業員(Assembly-Worker) BLC, レア
あなたが手掛かり(Clue)や食物(Food)や宝物(Treasure)であるトークン1つを生成するなら、代わりに手掛かりトークン1つと食物トークン1つと宝物トークン1つを生成する。
1/3
そもそもコイツは単体で悪いことするので良い調整。
速攻こそ持っていないが、3マナというのはEDHオーシオンにとって嬉しい。
4マナでオーシオン出した後のターン、3マナクリーチャーを2マナタップでコピーという流れがよくある。
その流れで動くと、3/3先制攻撃が2体殴ってくるだけだが(だけってこともないが)。
本領発揮はオーシオンで5体コピーしたトークンを、さらにもう5体増やす時。
「レッド・ドラゴン」をオーシオンで5体生成した上で、さらに5体出せれば各対戦相手に40点ダメージで勝てる。
レッド・ドラゴン/Red Dragon (4)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン(Dragon) AFR, アンコモン
飛行
火のブレス ― レッド・ドラゴンが戦場に出たとき、これは各対戦相手にそれぞれ4点のダメージを与える。
4/4
元々、5体コピーで致死量レベルのカードばかりだが、確殺レベルになるのか。
これはEDHオーシオンに入れざるを得ない。
ちなみに、「倍増の嵐唱者」を5体コピーして、オリジナル含めて6体で攻撃した場合は大変なことになる。
攻撃時のトークン生成の誘発が6回行われる。
そして1回の誘発で、「このターン戦場に出たクリーチャー・トークン」である(オーシオンによって生成された)3/3先制攻撃が5体、攻撃した状態で生成される。
それが6回で30体(攻撃誘発で生成された分)+先ほどの6体(オリジナル+5体)の計36体が攻撃してくる(?もっと増える?※後述に追記あり)。
3人の対戦相手に3/3先制攻撃が12体ずつ攻撃するわけだ。地味だな。
「旗印」が出ていたら1体につき+35/+35修整なのでさすがに終わるか。
旗印/Coat of Arms (5)
アーティファクト LCC, レア
各クリーチャーは、それと共通のクリーチャー・タイプを少なくとも1つ持つ、戦場に出ている他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。(例えば、2つのゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)と1つのゴブリン・シャーマン(Shaman)が戦場に出ている場合、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受ける。)
オーシオンで5体コピーする都合上、オリジナル含めて6体居るわけで、それぞれに+5/+5修整が入るため相性は悪くない。
だがこれを入れる枠がない。回避能力をくれ。
高パワーなだけならこれでいい。
村背負いの大巨人/Hamletback Goliath (6)(赤)
クリーチャー ― 巨人(Giant)・戦士(Warrior) M13, レア
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは村背負いの大巨人の上に+1/+1カウンターをX個置いてもよい。Xは、そのクリーチャーのパワーである。
6/6
5体コピーすると、オリジナルが36/36になり、各コピーが30/30になる。
※後述の追記。
誘発が6回ということは、トークン生成が1回ずつ行われるのではなかろうか?
つまり、後の誘発になるほど「このターン生成されたトークン」が増える。
「倍増の嵐唱者」をオーシオンで5体コピーし、6体で攻撃した状況。
攻撃誘発6回をそれぞれ誘発A~Fとする。
各誘発で生成されるトークンの量を考える。
誘発Aでは5体(オーシオン生成分)
誘発Bは5体(オーシオン生成分)+5体(誘発A生成分)
誘発Cは5体(オーシオン生成分)+5体(誘発A生成分)+5体(誘発B生成分)
・・・と考えると
誘発Dは20体、Eは25体、Fは30体。
合計で105体が攻撃した状態で生成される。
オリジナルとオーシオンコピー分もあるので、111体の3/3先制攻撃が攻撃してくるわけだ。
初期ライフ40点の3人を2回ずつ倒せる。
なるほど。
回避能力など無くとも、圧倒的な物量で殴り倒せるわけだ。
横にパーフォロスっぽいのが居れば戦闘ダメージの前に勝てる。
Witty Roastmaster / 機知ある怨怒取り (2)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil) 市民(Citizen)団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、機知ある怨怒取りは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
3/2
コイツは5体コピーするとオリジナルから5点、各コピーから20点、各対戦相手にダメージを与えられる。
戦闘を含めなければレッド・ドラゴンより1点多い程度だが、ダメージ増加やダメージ2倍などがあるとこちらのほうがいい。
全体に速攻付与して、追加戦闘というのはアホすぎるので考えなくていい。
Anger / 憤怒 (3)(赤)
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)速攻
憤怒があなたの墓地にあり、かつあなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。2/2
呪い板の壁壊し/Hexplate Wallbreaker (3)(赤)(赤)
アーティファクト ― 装備品(Equipment) ONC, レア
ミラディンのために!(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、赤の2/2のレベル(Rebel)・クリーチャー・トークン1体を生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、それがそのターンの1つ目の戦闘フェイズである場合、各攻撃クリーチャーをそれぞれアンタップする。このフェイズに続いて、追加の戦闘フェイズ1つを加える。
装備(3)(赤)
オーシオンで9マナ使うので、先に出しておけるカードがいいか。
111体が攻撃して10体くらいブロックされて死亡しても、100体が追加戦闘フェイズで攻撃してくる。
1体につき100体なので1万体のトークンが出てくる・・・のではなく、これもまた誘発ごとに増えていく。
100、100+100、100+200、・・・となる。これが100回まで続く。
数学の知識が無くて表現できないが、こういうのは何と言うんだっけ?等差数列?
あ、同名カードを処理する「残響する真実」や「胆汁病」、「ラクドスの魔除け」は勘弁してください。
Bile Blight / 胆汁病 (黒)(黒)
インスタントクリーチャー1体を対象とする。それと、そのクリーチャーと同じ名前を持つ他のすべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-3/-3の修整を受ける。
Rakdos Charm / ラクドスの魔除け (黒)(赤)
インスタント以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とし、その墓地にあるすべてのカードを追放する。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・各クリーチャーはそれぞれのコントローラーに1点のダメージを与える。
他にも気になるカードは色々あったが、これ1枚で情報量が多すぎたのでここまで。
ただの日記・・・
昨日は22時前に眠ったが、入浴後から時間を空けていなかったためか熱くて眠れなかった。交感神経が優位すぎる。
寝る2時間前までに入っておくんだっけ?
食事は寝る3時間前までに済ませていたのだが、両方必要らしい。
今日こそやってやる。
明日は「ようこそ実力至上主義の教室へ」3年生編第1巻の発売日。
速攻買って丸1日読むぞ。