MTGの話。
EDH・統率者戦について、公式から何やら声明が公開された。
一通り読んだので、感想などを書く。
統率者戦における禁止推奨カードの件で、統率者のルール委員会をしていた5人が大変な目にあっているらしい(誹謗中傷?)。
それは良くないということで、
そこで本日、統率者戦ルール委員会メンバー共同のもと、統率者戦フォーマットの管理をルール委員会からウィザーズ・オブ・ザ・コーストのゲーム・デザイン・チームへ移譲することをお伝えします。
とのこと。
「もっと早くからそうしておけよ」と思わなくもないが、いい変化をしたことには違いないのでヨシ。
今まで(これからも)統率者戦専用のパックや構築済みデッキを売ってきたくせに、「禁止推奨カードは公式が決めたわけではありません」と責任逃れをするために今まで別の組織に甘えてきたんだろうなと邪推してしまう。
何か重大なことが起こってからしか動かない、そして謝罪をしないあたり、まあそんなもんだよなと思う。
ルール委員会の5人を守るためという理由が前面に押し出されているが、その件が無ければこんな声明を出すこともなかったんだろうな。
自主的なものではなく、対症療法というか後ろ向きな理由にしか思えない。
繰り返すが、いい変化には違いない。
マイナス10が、ようやくゼロになったくらいの変化。
これにより、「統率者戦用の強いカードを作って、さんざん売って、ある日それ禁止する」というマッチポンプが行われないことを祈る。
そもそも「統率者戦用のカード」をわざわざ作るな。
ナドゥのようなものを二度と世に出すな。
普通に「60枚デッキの2人対戦」のことだけを考えてカードをデザインしてくれ。

「このカードって統率者戦で使ったら強いんじゃない?」というカードを発掘する楽しみを奪わないでくれ。
デッキ構築以前に、これも統率者戦の楽しさのひとつなんだからさ。
お膳立てというか、押し付けというか、「ほらほら、統率者戦で使ったら強いカード作ったよ。買ってね。使ってね。」と公式からプッシュされるのは気持ちが悪い。

話を戻して。
統率者のデッキパワーレベルは1~10で分けられていて、

それらは、卓のレベルが4種類に分けられていた(晴れる屋さんの場合)。

この4段階というのが公式にも刺さったのか、アイデアのひとつとして「4つのブラケット」というものを考えているらしい。
※ブラケットという単語は調べてもよく分からなかったが、区切り、区別のような意味だろうと思っている。
基準としては、ブラケット1に平均的な構築済みデッキ、ブラケット4にはハイパワーなデッキが属することになるとお考えください。
1が弱くて、4が強いのは分かったが、構築済みデッキ未満の強さのデッキには居場所が無さそう。
私のデッキでは、John Avon単EDH、カタカナ単EDHなど(晴れる屋さんのパーティー卓で使うデッキ)がそれに当たる。
例を挙げると、
ブラケット1では《剣を鍬に》や《墓所のタイタン》、《耕作》といったどんなデッキにも採用しやすいカードが使われ、
ブラケット4では《吸血の教示者》や《ハルマゲドン》、《厳かなモノリス》といった、平均的なデッキでできる範囲よりもより動きが安定し、一方的で、速いゲーム展開を可能にするカードが使われるイメージです。
カードごとにブラケット(レベル)が決められているということかな?
禁止推奨カードは全てのレベル帯に平等に適用されているけど、それに幅を持たせた感じだろうか。
面倒くさくないといいな。
どのデッキにも入る=普通に強いカードとも言えるので基準がよく分からん。
特にハルマゲドン。
Armageddon / ハルマゲドン (3)(白)
ソーサリーすべての土地を破壊する。
土地を全て破壊するカードはゲーム進行が著しく低下するため嫌われている。
それで言うなら、私の好きな「混沌をもたらす系のカード」も高ブラケットになるのか?
クソゲー製造機である「混沌の掌握」は、むしろ禁止推奨カードでいいと思うけどね(大昔に使っていた)。
混沌の掌握/Grip of Chaos (4)(赤)(赤)
エンチャント SCG, レア
呪文や能力がスタックに積まれるたび、それが単一の対象を持つ場合、その対象を無作為に選び直す。
デッキ内に入っているカードによって、デッキのレベルが決まるという認識で良さそうだが、
例えば《古えの墳墓》がブラケット4のカードだとすれば、それを採用したあなたのデッキはブラケット4に属するデッキだと認識されます。
一応、抜け道というかカジュアル勢への配慮もあるらしい。
しかしそれが「墳墓」をテーマにしたデッキの一部であるなら、
「《古えの墳墓》を入れるとブラケット4だけど、それを除けばブラケット2なんだ。入れてもいい?」
という風に伝えることができます。
カタカナ単EDHにハルマゲドンやネクロポーテンスやパリンクロンが入っていても、
漢字単EDHに頂点壊滅獣が入っていても、
ジェイス単EDHにタッサの神託者が入っていても、
特定の強いカードが入っているからと言って、高パワーデッキだとは限らない(と認識してくれるかもしれない)。
とりあえず皆の意見を聞かせてねというスタンスだが、どうなることやら。
禁止推奨カードとなった宝石の睡蓮などの価格がまた上がっているらしい。
公式が統率者戦を意識してカードを作り続ける限り、そう大きくは変わらない気がする。
今後、あまりにも酷い未来になるのなら「公式など知ったことか。今までどおり非公式でEDHを楽しむわ。魔力の墓所も使おうぜ。」という人やコミュニティが出てきても驚かない。
私は今までどおり細々と楽しんでいこう。
ただの日記・・・
「ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle! in AICHI」のアーカイブ配信を見ている。
高柳知葉さんのツッコミは聞き取りやすいし、タイミングがバッチリで、内容も適切で好き。
3択クイズをテンポよく進めようとしているのも優しい。
女性声優の徳井青空さんが結婚されたとのこと。おめでとうございます。
ようやくスーパーにリンゴが並び始めた。
サンふじはまだ見ないが、昨日買ったサンつがるは結構良かった。
デカすぎるのが難点(1食で1玉食べるため)だが、歯ごたえも甘さも酸っぱさも文句なし。