健康・生活の話。
真面目なことを真面目に考える話。
自販機の横にあるリサイクルボックス。
これは資源ごみを回収するためのものだが、たまにプラスチックのカップが刺さっていたり、フタを外した状態で家庭ごみ（自販機以外から出たゴミ）が入っていたり、ゴミがビニール袋ごと入っている場合もある。
これは大変見苦しく、私は明確に嫌いであり、「そのゴミを元の持ち主の口に突っ込んでやれ」くらいに思っている。
今まではこれを見て、
「自分がゴミを持ちたくないという感情を優先して、『これはゴミ箱だから、ここに捨てていいのだ』と思って（思い込んで）いるのだろうな」
と考えていた。
もちろん、「リサイクルするために資源を回収するリサイクルボックス」と、「捨てるためのゴミを溜めておくゴミ箱」は別物なのだが。
ゴミ箱だということにしておけば「捨ててもいい」という大義名分を得られて、（ゴミを捨てたい）自分が得をするものな。
卑怯な考えだ。戦略的無知というやつか？
先日、リサイクルボックスに大型のゴミを捨てる輩を目撃した。
リサイクルボックスなのでと説明しようと思ったが、彼自身が持ち込んだゴミではなく、近くに落ちていたゴミを拾って捨てていた。
つまり、どうやら彼は「親切でやっている」らしかった。
「ゴミをリサイクルボックスに捨てる」という行為が悪いことだとは思っておらず、
むしろ逆に、
「落ちているゴミを、ゴミ箱に拾った自分エライ」
くらいの気持ちだったのだろう。
そんな「良いことをした（つもりの）人」に、「余計なこと」を言わなくて良かった。
リサイクルボックスの性質を知ったところで「じゃあ止めます」とは、ならなかっただろう。
そのゴミは、ピザの段ボールくらいの大きさで、リサイクルボックスのフタを取らないと入らないサイズだった。
リサイクルボックスが満杯だったとしたら、フタを開けて、そのゴミを「置いて」、フタを放置して去っていたのだろうと想像した。
「自分の出したゴミじゃないけど、拾って、適切なところに捨てておきます」ということは起こらないだろう。
そんなことは私も基本的にはしない。
せいぜい、資源ごみを拾ってリサイクルボックスを探して捨てるくらいだ。
長時間持ちたくはないので、手放す＝捨てるのが面倒くさいものは無視する。
そういえば、最近似たような（？）ニュースがあったな。
熊本県警熊本南署は18日、小学生女児（10代）の顔面を殴ったとして熊本市中央区萩原町の無職男性（75）を暴行容疑で逮捕した。「注意はしたが、殴っていない」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は16日午後6時55分ごろ、男性の近所の公園で、小学校高学年の女児の顔面を拳で殴ったとしている。
同署によると、当時は小学生の男女5人でサッカーをしていた。児童らは、ゴミに気づいた男性に「このゴミはあなたたちのゴミですか」と尋ねられ「違います」と答えたが、男性は「あなたたちのゴミでなくても、落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てなさい」と指摘。児童らが「だったらあなたが拾って捨てればいいじゃないですか」と答えたところ、女児に殴りかかったという。
被害直後に児童の1人が「男の人から友達が殴られた」と110番した。【野呂賢治】
毎日新聞2024/4/18 19:52（最終更新 4/25 17:55）English version356文字
私はこの記事を見て
「女児が正しい。が言い方がよくない。が10歳ならストレートな物言いも仕方ないか。」
「相手は正論だし言い返せなくて手を出したのだろうが暴力はよくない。老害は滅べ。前頭葉の働きが衰えて感情を制御できていないのだろう。」
と思った。
他にも思うことはあるが、脱線するので黙る。
落ちているゴミを見て、拾って捨てようとしているあたりは、真っ当な思考と言えるため、単純にリサイクルボックス＝ゴミ箱と認識しているだけの人だったと思いたい。性善説。
ひねくれて考えると、「自分の視界からゴミが見えなくなればいい」「都合よくゴミを隠してくれる箱がある」「ゴミ拾いをして自己満足したい」といった感じか。
さらに「リサイクルボックスにゴミが入った状態」よりも、「そのまま外に放置されていた状態」のほうがマシだった可能性すらある。
「当人は良いことをしたつもりでも、むしろ迷惑な、余計なことをした」という可能性が。
今回の件で、
知らないうちに気づかないうちに、誰かや何かに迷惑をかけているかもしれない
余計なことを言わない、関わらないことで自分を守れる
などに気づいた。
珍しいイベントに遭遇したが、やはり何かしら得るものがあるらしい。ありがとう。
ただの日記・・・
昨夜からどうにも食べすぎている気がする。
満腹状態が苦しいというのを久しぶりに思い出した。
夕食は食べず、もう寝よう。
21時に寝るつもりだったのだが、この記事が予想外に長くなってしまった。
まあいいか。
MTGの新しい遊び方の話を思いついたので、今日のブログネタにするつもりだったのだが、時間がかかりそうで止めた。
明日書く。
物書きそんちょうのブログ 