MTGの話。
前回の続き。
黒から緑の伝説のクリーチャーを見ていこう。
●すりのチビボネ
ラガバンのような「相手のカードを利用する」クリーチャーは好きだ。
対戦相手の墓地に土地以外のパーマネント・カードが無いと意味がないため、序盤から出しても旨味が少ない。
「グール呼びの鈴」や「写本裁断機」などの切削と組むのがいいか。
この手のカードにしては珍しくカードを追放しないため、墓地対策にならない。
「地の封印」を出されたら悲しい。
地の封印/Ground Seal (１)(緑)
エンチャント WOT, アンコモン
地の封印が戦場に出たとき、カードを１枚引く。
墓地にあるカードは、呪文や能力の対象にならない。
●早駆ける業火、カラミティ
定期的に出てくる、赤のトークン生成ジェネラル。
騎乗した伝説でないクリーチャーを、タップ状態で攻撃した状態で生成する。しかも2体。
コイツはEDHオーシオンのサブウェポンに良いぞ。
ラバブリンクの英雄、オーシオン/Orthion, Hero of Lavabrink (３)(赤)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・兵士(Soldier) MOM, レア
(１)(赤),(Ｔ)：あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー１体を対象とする。それのコピーであるトークン１つを生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
(６)(赤)(赤)(赤),(Ｔ)：あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー１体を対象とする。それのコピーであるトークン５つを生成する。それらのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
3/3
トークンは同時に出ないので「峰の恐怖」のダメージが減ったり、
攻撃した状態で出るので「業火のタイタン」の攻撃誘発が無くなったりするが、
「レッド・ドラゴン」のようなETB能力持ちは1体ずつ出ても影響は無いし、
トークンは追放ではなく死亡するため「真面目な身代わり」などがおいしく利用できる。
「港を滅ぼす者」の攻撃が通れば追加戦闘フェイズを得られるので、2体のトークンはそれぞれ別の攻撃先にしておこう。
港を滅ぼす者/Port Razer (３)(赤)(赤)
クリーチャー ― オーク(Orc)・海賊(Pirate) LCC, 神話レア
港を滅ぼす者がプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールしている各クリーチャーをそれぞれアンタップする。この戦闘フェイズの後に、追加の戦闘フェイズを１つ加える。
港を滅ぼす者は、これがすでにこのターンに攻撃したプレイヤーを攻撃できない。
4/4
ガラ空きのプレイヤーが居ればそこに2体で攻撃してもいい。
たとえ追加戦闘フェイズを2回得られても、（アンタップは既に終わっているため）クリーチャーが警戒を持っていない限り意味がない。
そしてトークンは速攻を持っていないため追加戦闘フェイズでは攻撃できない。
「熱情」や「隠れしウラブラスク」などで自軍全体に速攻を与えていれば攻撃できるが、どちらのトークンがどのプレイヤーを攻撃したかはしっかり覚えておこう。
240414追記・・・そもそも、港を滅ぼす者の戦闘ダメージが通るなら「騎乗した状態のカラミティ」もアンタップするので、「攻撃した状態の港を滅ぼす者トークン」が無限に出る。
「精神異常」などでブロック不可にすれば無限戦闘、無限ダメージ、無限トークンか。
精神異常/Bedlam (２)(赤)(赤)
エンチャント 7ED, レア
クリーチャーではブロックできない。
変わったところでは「魂光りの炎族」でマナ加速ができる。
魂光りの炎族/Soulbright Flamekin (１)(赤)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental)・シャーマン(Shaman) LRW, コモン
(２)：クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それはトランプルを得る。これがこのターンに解決されたこの能力の３回目であるなら、あなたは(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)を加えてもよい。
2/1
6マナから8マナ出せる、差し引き2マナ加速が3体分使えるので6マナ増える。
ただし、オーシオンの起動型能力はソーサリータイミングのため、それに使いたいならトークンが戦闘後メインフェイズまで生き残る必要がある。
本体が速攻を持っているのが偉い。
5ターン目までにコピーしたいクリーチャーを用意しておけばすぐに仕事をする。
4マナのオーシオンが出てから9マナ貯めるまでの間に、大活躍しそうな素敵な6マナクリーチャーだ。
こんないいカードをEDHオーシオンのためにありがとうございます。
いや普通にジェネラルとして使っても楽しいんだろうけどね。きっと楽しい。
先述した速攻を与えるカードと、「連続突撃」系のカードで何度も攻撃するとか。
連続突撃/Relentless Assault (２)(赤)(赤)
ソーサリー 10E, レア
このターン攻撃したすべてのクリーチャーをアンタップする。このメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとその後の追加のメイン・フェイズを加える。
「多勢の兜」でカラミティを増やすのもいいが、騎乗要員が必要・・・いや待てよ。
伝説のアーティファクト ― 装備品(Equipment) DOM, レア
あなたのターンの戦闘の開始時に、そのトークンは伝説ではないことを除き、装備しているクリーチャーのコピーであるトークン１体を生成する。そのトークンは速攻を得る。
装備(５)
「伝説でないカラミティ・トークン」を「オリジナルのカラミティ」に騎乗させて攻撃すれば、
「伝説でないカラミティ・トークン」が2体攻撃した状態で生成されるのか。
しかもカラミティは元々速攻を持っているので、追加戦闘フェイズを得られればまた攻撃できる。
こいつも楽しそうだぞ。
●財宝使い、マグダ
悪事を働くたび～の能力持ちが多いな。
前回も書いたけど「終末を招くもの」を入れて宝物を増やそう。
つい「ヘルカイトの暴君」での特殊勝利を夢見てしまう。
ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant (４)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン(Dragon) GTC, 神話レア
飛行、トランプル
ヘルカイトの暴君がプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするすべてのアーティファクトのコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが２０個以上のアーティファクトをコントロールしている場合、あなたはこのゲームに勝利する。
6/5
トークン生成の起動型能力はソーサリータイミングのみだが、宝物は即席などでタップしたものでも、「無のロッド」などでマナを出せなくなっても使える。
●棘を播く者、逆棘のビル
土地が出るたび+1/+1カウンターを置ける。
「ファーティリド」と組めばマナが続く限り土地を出せるのか。
ファーティリド/Fertilid (２)(緑)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) MOC, コモン
ファーティリドは、+1/+1カウンターが２個置かれた状態で戦場に出る。
(１)(緑),ファーティリドの上から+1/+1カウンターを１個取り除く：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーから基本土地カードを１枚探し、タップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
0/0
攻撃誘発だがマナが不要な「ピュアストレイン・ジーンスティーラー」や、
3マナだが土地カードを手札に加えられる「領域の探求者」なども相性がいい。
5マナで自軍の+1/+1カウンターを2倍にするということは、「献身のドルイド」に+1/+1カウンターを乗せて無限マナができそうだ。
献身のドルイド/Devoted Druid (１)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) NCC, アンコモン
(Ｔ)：(緑)を加える。
献身のドルイドの上に-1/-1カウンターを１個置く：献身のドルイドをアンタップする。
0/2
高まる残虐性/Increasing Savagery (２)(緑)(緑)
ソーサリー DKA, レア
クリーチャー１体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを５個置く。この呪文が墓地から唱えられていたなら、代わりにそのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを１０個置く。
フラッシュバック(５)(緑)(緑)（あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。）
4ターン目に5個乗せて、5ターン目に土地から5マナ出して1回起動。2倍の10個になる。
献身のドルイドから5マナ出して（4回アンタップして）6個になるが、2倍の12個になる。
5個減って5マナ出して、7個から14個になる。
5個減って5マナ出して、9個から18個になる。以下略。
緑で無限マナが出るならどうにでもなるだろう。
フィニッシャーは「歩行バリスタ」があったな。
歩行バリスタ/Walking Ballista (Ｘ)(Ｘ)
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物(Construct) PIP, レア
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがＸ個置かれた状態で戦場に出る。
(４)：歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを１個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを１個取り除く：クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。歩行バリスタはそれに１点のダメージを与える。
0/0
無限コンボにならずとも、+1/+1カウンターを2倍にするのは相性がいい。
そういえば緑単EDHは、ささ弥とフィンを解体してから作ってないな。
せっかく素敵なスリーブがあるのに。
多色のカードが強すぎるので、よほど特徴的な効果がないと組む気になれない。
いやそれは単色に限ったことではないが。
ただの日記・・・
人は椅子に座ったまま眠れるんだな。気絶とも言う。
首が変な方向に曲がったりするが、それより人体は睡眠不足を解消することを優先するようだ。
冷静に考えたら立ったまま寝たこともあったわ私。
十割そばを茹でてすぐ食べると芯が残っていて歯ごたえがありすぎる。
やはり2分程度の蒸らしは必要なんだな。
物書きそんちょうのブログ 