MTGの話。
「Forgetful Fish」というダンダーンで遊ぶ80枚デッキを組んでいる。
MTGは基本的に2人対戦のゲームで、お互いに60枚デッキを使って戦う。
この「ダンダーン」は80枚のデッキを2人で共有して戦うボードゲームなもの。
「はらぺこバハムート」に近い。
デッキリストは、ネットで見つけたこれ(下記参照)を基本形とした。

【基本形】ダンダーン(ボードゲーム的なやつ)80枚デッキ(リンク先は晴れる屋のデッキ登録ページ)
なんやかんやで出来上がったデッキがこちら。
【あるもので組んだ自分用】ダンダーン(ボードゲーム的なやつ)80枚デッキ(リンク先は晴れる屋のデッキ登録ページ)
サイドボード、検討中、は日本語版のカードが無くて使えていないカードたち。
ネメシス版の「蓄積した知識」は5枚もあるのに全部英語版だった。
結論(デッキリスト)を伝え終わったので、ここからは説明。
ダンダーンとは、2マナ4/1のデメリット持ちクリーチャー。
Dandan / ダンダーン (青)(青)
クリーチャー — 魚(Fish)ダンダーンは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていないかぎり、攻撃できない。
あなたが島をコントロールしていないとき、ダンダーンを生け贄に捧げる。4/1
デッキリストを見て分かるとおり、ダンダーンの攻撃が5回が通ったら勝敗が決まる。
初期ライフはお互い20点だが、ダメージを与えた回数をカウントすればいいので6面サイコロが2個あればいい。
パワー強化、トランプル、二段攻撃、ライフ回復、ダメージ軽減、直接火力、などライフ半端な数字になり得るカードは入っていない。
クリーチャー以外のパーマネントは土地のみなので、盤面はシンプル。
デッキを共有するため、日本語版のカードのみで作る必要がある。

10枚必要な日本語版ダンダーンが1枚しか無かった(カタカナ単EDH用に別途1枚を確保済み)。
なので残りの9枚は手描きした。
中学・高校と美術で1(5段階評価。5が優秀。)を取り続けた私の、
美術のテスト(筆記50点+実技50点)で0点とCマイナス(ABC評価。Aが優秀。)を取った私の、
全力で、大真面目に描いたダンダーンがこちら。

左上が1枚目、その右が2枚目に描いたもの。
テキストを現代風にしてみたが、長くて面倒くさい。
左下は3枚目に描いた、横から見た図。

右上の3枚はダンダーン(中央の魚)、右上の舟、右下の舟、をメインに描いた。
右下の3枚は、それらを左手で描いた。まっすぐ線を引けない。
イラストが暗くてよく見えない、想像で補うのも難しい、線の太さや遠近法などのテクニックを知らない、全体のバランスを考えて描けない。
とりあえず、メインディッシュは用意できたのでデッキを組む。
一部のカードが必要枚数に満たないため、私のチョイスで良さそうなカードを入れてみた。

Tidal Bore / 潮津波 (1)(青)
インスタントあなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を1つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
島を戻すピッチスペルは、バウンスランドと同様に「相手に攻撃させない(相手が島をコントロールしていないと攻撃できない)」目的で入れてみた。
しかし、島がないと自分のダンダーンも維持できないし、カード1枚使ってやるには効果が弱すぎるか。
Spreading Seas / 広がりゆく海 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)エンチャント(土地)
広がりゆく海が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされている土地は島(Island)である。
逆に島にしてしまえば、ダンダーンの維持も攻撃もできる。
だがそもそもデッキ内に島が多く、現状、土地の能力を封じるメリットがあまり無い。
考慮/Consider (青)
インスタント MKC, コモン
諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい。)
カード1枚を引く。
ライブラリートップ操作とドロー、1マナインスタントなので使いやすい。
Preordain / 定業 (青)
ソーサリー占術2を行い、その後カードを1枚引く。(占術2を行うには、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番で一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
思案も悪くないが、下にカードを送れるのが偉い。
See Beyond / 先読み (1)(青)
ソーサリーカードを2枚引き、その後、あなたの手札にあるカード1枚をあなたのライブラリーに加えた上で切り直す。
ライブラリー共有のダンダーンでは、渦まく知識の下位互換のようなもの。
デッキから抜ける候補その3。
Words of Wisdom / 金言 (1)(青)
インスタントあなたはカードを2枚引き、その後他のプレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
インスタントで2枚ドローできるが、相手にも1枚プレゼント。
ハリマーの深みで上から3枚並べ替えができるので、要らないカードを押し付けたい。
やはり3枚並べ替えできる「思案」を入れるか?
威圧/Dominate (X)(1)(青)(青)
インスタント NEM, アンコモン
マナ総量がX以下であるクリーチャー1体を対象とし、そのコントロールを得る。
5マナのインスタントでダンダーンを永続的に奪う。
4マナのインスタントで一時的に奪う「命令の光」があるのでちょっと重いか。
コントロールを奪っても、「呪文を唱えたプレイヤー=オーナー」なのでバウンス時には相手の手札に戻る。
他の候補カード。
Echoing Truth / 残響する真実 (1)(青)
インスタント土地でないパーマネント1つを対象とする。それと、そのパーマネントと同じ名前を持つ他のすべてのパーマネントを、オーナーの手札に戻す。
ダンダーンを全てバウンス。そんなに並ぶかな?
Medomai’s Prophecy / メドマイの予言 (1)(青)
エンチャント — 英雄譚(Saga)(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 占術2を行う。
II ― カード名を1つ選ぶ。
III ― あなたが、その選ばれた名前の呪文をこのターン内で初めて唱えたとき、カードを2枚引く。
IV ― 各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。
土地とダンダーン以外のパーマネントは、出した側が圧倒的に有利になってしまう。
クソゲーになりそう。記憶の欠落で打ち消したい。
Mitotic Manipulation / 分裂の操作 (1)(青)(青)
ソーサリーあなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。あなたはそれらのカードのうち1枚を、それがいずれかのパーマネントと同じ名前を持つ場合、戦場に出してもよい。残りのをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
ライブラリーからダンダーン(や土地)が出せる。1枚しか持っていなかった。
土地は、青赤占術ランドが無いので青緑で代用。
どうせ「神秘の回復(フラッシュバックで赤マナを使う)」も無いしな。

ライブラリーのトップ操作がゲームの肝になるこのデッキで、あえてシャッフル手段として「エスパーの全景」を採用した。
今回の記事を書くにあたりダンダーンを調べたが、
ダンダーンの先駆者である「灼熱のバーン」氏がnoteで書かれていた記事が分かりやすい。
採用カードは納得できるものばかりだったため、検討中リストに入れてある。
青のダンダーン以外に、単色で5つ、多色、茶(アーティファクト)、の計7つのダンダーンデッキを組んだらしい。
日本語版のカードのみで構築できる黒ダンダーンと茶ダンダーンは結構好き。
例によって、1人2役でテストプレイ。
「手札の土地が1枚以下、あるいは6枚以上ならば、手札を公開してフリーマリガンが何度でもできる」
「先行の2ターン目にダンダーンは唱えられない(打ち消しが間に合わないため)」
という、先駆者のルールを採用した。

ダンダーン同士がにらみ合う。
攻撃して相打ちになるのはお互いに避けたい、ならばダメージを通してくれるのでは?
手札にダンダーン2号が控えているのか?
そうなら記憶の欠落でトップに積めばいいか
などと色々考える。

土地を毎ターンセットすることが重要。
島を出さずダンダーンに攻撃されない、というプレイングはほぼ無理。
今のライブラリートップは何だっけ?となる。
「ええと……アー……何だっけ?」
――― 碩学魔術師、レヴェカ.
記憶の欠落(6版)のフレーバーテキスト
1人で、インスタントのスタック合戦をやるのは無理があった。
やはりちゃんと対戦相手を用意せねば。
次回の真珠亭例会や、今週末のEDH会に持っていこう。
時間があれば対戦お願いします。
少しずつ改良や対戦を楽しもう。
そして、ダンダーン亜種のデッキを作りたくなってきたぞ。
バランス調整はともかく、まずは組んでみればいいか。
さあ楽しくなって参りました。
ただの日記・・・
昨夜、雪が降ったらしい。寒いわけだ。室温15度。
今日の昼過ぎでも溶け残った雪があった。
明後日も雪の予報。土日が平和ならいいか。