MTGの話。
ボードゲームの話でもある。
※一部、不快なイラストが出てきますのでご注意ください。
「ごきぶりポーカー」というボードゲームがある。
8種類の嫌われ者(ゴキブリ、ネズミ、コウモリ、ハエ、カエル、クモ、サソリ、カメムシ)が書かれたカードを相手に押し付けあうゲームで、心理戦要素がある。

かなり有名なボードゲームだが、実は遊んだことがない。
嫌われ者とまでは言わないが、MTGのカードはリアルというか(人によっては)気持ち悪いと感じるイラストも多い。
これはMTGのカードで代用して遊べるのではなかろうか?
ということで考えてみる。
分かりやすいイラストを候補に選ぶが、カード名でも分かるようにしたいので、集めるのは日本語版のみとする。
8種類を各8枚ずつ。
まずは、ゲームにその名を冠するゴキブリから。
無数のゴキブリ、ゴキブリの大群、もあるがコイツしかいない。
●巨大ゴキブリ

シンプルな嫌われ者。
フレーバーテキストも怖い。
コモンかつ、基本セットに再録されていて集めやすいが、枠の色が違うためこのイラスト(ウルザズ・レガシー)で統一したい。
次はネズミ。
クリーチャー・タイプとして確立しており、部族デッキもあるネズミ。
嫌われ者に該当する生き物は黒のカードに多いが、視認性を重視して白のカードを選んだ。
黒のカードばかりだと分かりづらいからね。
●小癪な家ネズミ

カード名も、フレーバーテキストも、結構な嫌われ者である。
アンコモンかつ新しいカード(エルドレインの森)なので集めやすい。
コウモリは黒のカードにしか存在しない。
その中でもコウモリらしく、かつ視認性の良いカードということでこれ。
●哀歌コウモリ(全面アート版)

イラストのインパクトもあって良い。
イコリアのレアだが安くて集めやすい。
ハエも種類が少ない。
しかし視認性を考えて色をバラけさせたい。
と思ったらちょうどいいカードがあった。
●泥棒バエ

赤のカードで、嫌われ者に該当するカードはこれしか無い。ありがとう。
マスクスのアンコモンということで集めづらいのが難点。
断捨離する前は持っていたのだが。
カエルは緑に多いが、白と青と黒にもいる。
アヌーリッドはカード名にカエルが含まれていないので候補外。
●舌長カエル

青いカードということで、これもうまいこと色が分かれてくれた。ありがとう。
エクソダスのコモンなので集めづらい。まとめ売りに入っていそうだ。
クモは益虫だが見た目が不快な害虫とも言える。
ネズミ(78種類)に次ぐ種類数を誇る(77種類)部族であり、伝説の蜘蛛もいる。
MTGで蜘蛛といえば、基本セットの最長皆勤賞の大先輩だ。
●大蜘蛛

MTGを6版から初めた私はこのイラストのインパクトが大きい。
再録されて枠やイラストが変わっているが、6版のコモンのこれがいい。
サソリは種類が少なく、黒と緑とアーティファクトに存在する。
その中で、ちょうどいいカードがあった。
●水路の蠍

視認性の良い金枠であり、イラストもサソリだと分かりやすい。
ラヴニカへの回帰のコモンということで集めやすい。
最後は問題のカメムシ。
「MTG+ごきぶりポーカー」はMTGとボードゲームが好きな人なら一度は考えると思う(そんなことはない)が、ここで躓(つまづ)いてしまう。
なにせカメムシはカード名にも、クリーチャータイプにも存在しない。
甲虫やスカラベと名のつくカードはカブトムシやフンコロガシに近く、カメムシとは遠い。
カメムシ目まで解釈を広げてみたが、タガメ、アメンボ、セミ、アブラムシ、とカメムシから遠ざかってしまった。
こうなったらイラストが似ているものを探すしか無い。
そして選んだのは黒緑の1/1昆虫トークン。

これも甲虫だが、私の基準ではカメムシに近かった。
他と被らない混成枠のトークンなので視認性も良い。
他にもカメムシっぽいカードがあれば教えて下さい。
8種類ある嫌われ者カードは、白青黒赤緑の5色、金枠、混成枠、全面アートとなり、カードの識別がしやすいものとなった。
逆に全て黒のカードで8種類集めることもできる。
貪欲なるネズミ、戦闘バエの群れ、モルグのヒキガエル、巨大蠍、破滅の織り手(蜘蛛)、血狩りコウモリ、あたりが良いだろうか。
サソリ、ネズミ、コウモリは種類が多いのでお好みで。
「カメムシでトークンを使うなら、全部トークンでいいのでは?」とも思ったが、ゴキブリ、ハエ、サソリのトークンは存在しない。
1/1ハツカネズミ(白)、1/1飛行コウモリ(黒)、1/2到達蜘蛛(緑)、3/3カエル・トカゲ(緑)の4種類はある。
カエルは、3/3哇魅/Keimi(伝説のカエル)でもいい。
持っているのは、コウモリ4枚、カエル5枚、蜘蛛7枚、カメムシ(昆虫)8枚。

イラストやエキスパンションが違うため、これらは統一したい。
全てトークンが良さそうだと考え、嫌われ者っぽいカードを集めてみた。
これらはエキスパンション統一で日本語版が8枚ずつある。
15種類あるが、ごきぶりポーカーとして使うなら8種類に絞る必要がある。

スピリットは悪霊、兵士は民衆を傷つけるような悪いイメージで考えた。
それを言ったら市民トークンや人間トークンも嫌われ者になり得る。
デビル、細菌、ゴブリン、ウーズ(スライム)は分かりやすい嫌われ者だろう。
兵士、ゾンビ、ビースト、昆虫、狼は2種類あったので、イラストや視認性で決めるのがよさそうだ。
なんだか、トークンを使って新しいボードゲームができそうな気がする。
ちょっと真面目に考えるか。
トークン・カードは1,000枚以上断捨離したはずだが、また欲しくなってきた。困ったもんだ。
ただの日記・・・
MTGを使ってボードゲームを考えるのは楽しいな。
大群マジックを思い出す。
やりたい熱が冷める前に行動してしまおう。
納豆とアボカドは安定して安い。うまくて栄養価も高い。
そういえば、パンを食べなくなって半年くらいは経過したのかな?
半額シールのパンは雑な炭水化物で便利だったけどもう買わない。
酒も摂取しなくなって何年経つかな。
「今日から食べません・飲みません」と宣言してブログに書いておけば良かった。