2023年夏アニメの感想(自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う、レベル1だけどユニークスキルで最強です、七つの魔剣が支配する)

趣味の話。

アニメの感想の話。

 

今季アニメはわりと積極的に見ている気がする。

いや流し聴いているだけの作品も多いけども。

 

今回は異世界系作品の紹介。

タイトルが長くて、剣や魔法で戦う作品。

 

 

●自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う(リンク先はアニメ公式サイト)

 

自販機が好きな主人公が自販機を守って(?)死んで、自販機として異世界に転生する話。

この手の作品は総じて死因にツッコんではいけない。

人以外に転生する作品は、スライム、蜘蛛、剣、あたりが有名だが、ドラゴン、小型ベヒーモス、宇宙船、魂などもあったっけな。

 

この手の作品の多くは主人公のチート能力で無双してしまい、「それなら何でもありじゃないか」と飽きてくる。

しかし本作は、主人公が動けない・喋れない自販機という制限があり、どのように工夫して乗り切るするのかが見ていて面白い。

物語を進めるために多少ご都合主義な部分(自販機を背負える怪力美少女と出会う、一応会話が成立するようになる、自販機や出した商品の使い方が分かるなど)もあるが、「なんでも魔法で解決」という十把一絡げの作品たちとは違う。

「主人公が前世で購入したことのある自販機に変身できる」という能力があり、その制限の中で工夫してトラブルを解決してゆくのは見ていて感心する。

 

「商品を売って得たお金をポイントに変換し、生命を維持したり、色々な機能が使えるようになったりする」ということで、主人公の目的が分かりやすい。

動けない、人に頼らないと生きていけない、しかし人の役に立つ、ということで人に好かれる自販機。

生命維持のためにポイントは必要だが、異世界系の作品で主人公が欲するであろう異性、金銭、武器、名誉などを必要とせず、人間関係を重視している。

その結果、自販機のリピーターも増え、ウィン・ウィンの関係になるので見ていて気持ち良い。

ちなみに主人公の名前は箱をもじった「ハッコン」で、CV:福山潤さん。

主人公でありメインヒロインと言えるくらいにはかわいい。作画も良い。

 

 

●レベル1だけどユニークスキルで最強です(リンク先はアニメ公式サイト)

 

主人公が異世界でチート能力を使って色々と気持ちよくなる話。

前述した十把一絡げの作品のひとつ。

色々とひねったものの結局いつものなろう系。

 

美少女がダンジョンでスライムを倒し、アイテムをドロップしたと思ったら人間だった。それが主人公。

「どうせ前世の死因とか、転移や転生の経緯なんてどうでもいいだろ?異世界での話がメインなんだから」と言わんばかりの導入には恐れ入った。

 

「ダンジョンでモンスターを倒すと様々な資源(植物、動物、鉱物、魔法、特質)がドロップされる世界」という時点で、ツッコミは放棄した。

神(作者)がそういうものだと言えばそうなのだ。

 

主人公は1話の前半で、美少女、武器、職、金銭、拠点を入手した。

美少女が主人公のための舞台装置でしかないことが露骨すぎて気持ち悪い。

ここからは便利アイテム、金、強さ、女、名誉(周囲からの称賛)などを手に入れて拡大再生産するだけ。

 

「盾の勇者の成り上がり」のように「最初から何も与えられていない状況」が当たり前で「そこからどう良くなっていくか」が面白いと思うのだが、最初からお膳立てされた世界じゃないと読者が気持ちよくなれないと考えた結果こうなったのかもしれない。

主人公はCV:石川界人さんなので落差が酷い。

今期アニメの「わたしの幸せな結婚」の後にこれを見ないほうがいい。

 

バニーガールちゃんは初対面で殺人未遂をぶちかましてくる(主人公のHPが異常にあるから無傷だったが)イカれたキャラなので、見た目と声(CV:高野麻里佳さん)が良くても好きになれない。

作画はマンガ版と同じくらい(褒めていない)。

 

「街を壊滅させるゴリラ風モンスターをワンパンで倒す主人公」は(もうどうでも)いいとして、

「ドロップアイテムを人気(ひとけ)のないところに放置するとモンスター化する(それを倒すとより良いドロップアイテムが出てくる)」のはツッコまざるを得ない。

ダンジョンでドロップした野菜や鉱物などをどうやって保存しているんだ?

アイテムを放置してモンスター化→倒してドロップアイテムを繰り返せばやりたい放題では?

ドロップアイテムで銃弾が出ると確定していないのに、ポンポン銃を撃って銃弾を無駄遣いするのはアホでは?

「異世界迷宮でハーレムを」も大概な作品だったが(褒めていない)、主人公が現状を把握して検証するという点ではまともだった。

 

 

●七つの魔剣が支配する(リンク先はアニメ公式サイト)

 

魔法学園で少年少女たちが成長してゆく作品。

世界観は「ゼロの使い魔」や「ハリー・ポッター」に近い。

主人公1人ではなく、主人公グループ(男女3人ずつ)に焦点が当たっているという点では「バカとテストと召喚獣」にも近い。

いやそもそもクラス対抗戦はよくある話か。

 

作画は良い。

主人公グループは全員あまり魅力的でないが、それ以外が良い。

妖艶悪女先輩(CV:茅野愛衣さん)はいい味出してる。

見下し系噛ませ犬ツンデレ改心同級生(CV:千葉翔也さん)と、チャラ男風熱血系関西弁同級生(CV:神原大地さん)は結構好き。

 

私はハリー・ポッターに詳しくないので普通に楽しめているが、多分ハリー・ポッターの方が面白いんだろうな。

 

 

 

ただの日記・・・

 

やはり先日のオートミールは食べ過ぎだったらしい。

朝にヨーグルトを単体で食べたのが原因なのか、便意は無いが腹痛が長引くという一番ツライやつをくらった。

他の食物と一緒に、よく噛んで食べれば良かった。

その腹痛は、「チーズ納豆味噌汁」によって緩和された。ヨーグルトとキムチがあればフルコンボだったな。何がだ。乳酸菌がだ。

 

今日は最高気温が30度。

涼しいかと思いきやしっかり暑い。

私は湿度が高いほうがツライので、エアコンを使い25.7度、65%で安全に生きる。

2023年夏アニメの感想(自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う、レベル1だけどユニークスキルで最強です、七つの魔剣が支配する)」に2件のコメントがあります

  1. 自販機に生まれ変わり とか ホントに楽しすぎ😆😅 よく色んなアニメご存知ですよねー また 知らない世界を垣間見れて良かったです (笑)

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言葉遊びが好きなそんちょう への返信 コメントをキャンセル