【PauperEDH目線】背景エンチャントのアンコモン15種・コモン5種の紹介(背景選択もちの候補あり)【統率者レジェンズ バルダーズ・ゲートの戦い】

MTGの話。

 

統率者レジェンズ バルダーズ・ゲートの戦いはコモンが強い。

アンコモンのジェネラルも増えたため、PauperEDHが活性化したと思う。

 

背景と背景選択は、共闘ほどの自由度は無いが、ジェネラルの選択肢が増えるのは喜ばしい。

アンコモンの背景選択は20種類アンコモンの背景は15種類コモンの背景は5種類ある。

それぞれの項目で気になったカードを紹介していく。

前回はアンコモンの背景選択もちを紹介したが、今回は背景エンチャントを紹介する。

 

■アンコモンの背景エンチャント

 

●鉄の玉座の工作員

鉄の玉座の工作員/Agent of the Iron Throne  (2)(黒)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたがコントロールしているクリーチャーやアーティファクトのうち1つが戦場から墓地に置かれるたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。」を持つ。

クリーチャーやアーティファクトが戦場から墓地へ置かれるたびに、各対戦相手から1点ドレイン。

背景選択もちのジェネラル次第だが胡散臭い動きができそうだ。

宝物などが墓地へ行っても誘発するため、拡大鏡や地下街のたかり屋などで毎ターン生成できると強い。

 

積極的に誘発させたいのなら生け贄エンジンでもある、真実の魂の盲信者、ガット/Gut, True Soul Zealot や悪夢を囁く者、シヴリス/Sivriss, Nightmare Speaker と組み合わせるといい。

前者は4/1威迫トークンが生成されるため、それが死亡してもドレインが発生する。

 

 

●クローク森の隠者

クローク森の隠者/Cloakwood Hermit  (2)(緑)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたの終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャー・カードがいずこかからあなたの墓地に置かれていた場合、緑の1/1のリス(Squirrel)・クリーチャー・トークン2体をタップ状態で生成する。」を持つ。

自分の終了ステップにクリーチャー・カードが自分の墓地に置かれていると、1/1リスを2体生成する。

トークンが死亡しても誘発しないが、ライブラリーから落ちても誘発するため切削や発掘と相性がいい。

 

悪夢を囁く者、シヴリス/Sivriss, Nightmare Speaker と組めば、ライブラリーからクリーチャー・カードが落ちやすい(その後、手札に入ったとしても一度墓地に落ちているため誘発する)。

ドラウの背教者、ヴィコニア/Viconia, Drow Apostate は墓地からクリーチャー・カードを回収できるため、雑にクリーチャーを出して殴って死亡して回収してを繰り返しても良い。

 

 

●犯罪者

犯罪者/Criminal Past  (2)(黒)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは威迫と「このクリーチャーは+X/+0の修整を受ける。Xは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。」を持つ。(威迫を持つクリーチャーは、2体以上のクリーチャーにしかブロックされない。)

ジェネラルに威迫とパワー強化を与える。

 

同じく黒のカードだが、死をもたらす者、サレヴォク/Sarevok, Deathbringer と組み合わせると各ターンのライフロスが大きくなる。

上品な灰色熊、ウィルソン/Wilson, Refined Grizzly と組み合わせると、とんでもないサイズの熊が誕生するかもしれない。

 

 

●ドラゴン・カルトの信者

ドラゴン・カルトの信者/Dragon Cultist  (4)(赤)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたの終了ステップの開始時に、このターンに発生源があなたのコントロール下で5点以上のダメージを与えていた場合、飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を持つ。

自分の終了ステップに5点以上ダメージを与えていた場合4/4飛行ドラゴンを生成する。

ライフロスでは駄目だが、5点以上のダメージは単一の発生源でなくてもいい。

多くのクリーチャーで攻撃して5点以上与えてもいいし、5点火力をプレイヤーに撃ってもいい。

一度4/4飛行ドラゴンを生成できれば、残り1点ダメージを与えればまた誘発するためジェネラルを守っていれば優位に立てる。

パワー5以上の背景選択もちはアンコモンにはいないため、ダメージを与えやすい緑のクリーチャーや、白や青の飛行クリーチャーに頼るのが良さそうだ。

 

スカノス・ドラゴンハート/Skanos Dragonheart はパワーが4であり、強化能力も相性がいい。

 

●異邦人

異邦人/Far Traveler  (2)(白)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしているタップ状態のクリーチャー最大1体を対象とする。それを追放し、その後、オーナーのコントロール下で戦場に戻す。」を持つ。

自分の終了ステップに、クリーチャーを最大1体ブリンク(明滅)できる。

タップ状態のものという制限があるため、ETB能力持ちを毎ターン利用するのは難しそうだが、速攻もちでなくとも2体いれば交互に使い回せる。

アンタップ状態で戻ってくるため擬似的に警戒を与えられる。

 

同じく白のクリーチャーだが、ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン/Abdel Adrian, Gorion’s Ward と組み合わせると、追放したパーマネントが戻ってきて、また追放できる。

つまり、1/1兵士トークンがドンドン増える。

陽気な盗人、アローラ/Alora, Merry Thief と組み合わせると、ブロックされない恩恵だけ受けて、終了ステップに追放して戻ってこれる。

 

 

● フェイワイルドの訪問者

フェイワイルドの訪問者/Feywild Visitor  (2)(青)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたがコントロールしていてトークンでない1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、飛行を持つ青の1/1のフェアリー(Faerie)・ドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を持つ。

自軍のトークンでないクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、1/1飛行のフェアリー・ドラゴンを生成する。

 

回避能力もちのジェネラルと相性がよく、上品な灰色熊、ウィルソン/Wilson, Refined Grizzly は軽いので3ターン目から1/1飛行がドンドン出てくるかもしれない。

エメラルドの大ドルイド、ハルシン/Halsin, Emerald Archdruid と組み合わせて、出てきたトークンを4/4飛行にするのも楽しそうだ。

 

 

●ギルドの職人

ギルドの職人/Guild Artisan  (1)(赤)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、あなたは宝物(Treasure)トークン2つを生成する。」を持つ。(それらは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

統率者がライフが一番多い対戦相手を攻撃すると宝物を2つ生成する。

自分のライフが一番多くても誘発するのは偉い。

 

生成した宝物は、真実の魂の盲信者、ガット/Gut, True Soul Zealot や悪夢を囁く者、シヴリス/Sivriss, Nightmare Speaker で利用してあげよう。

ただし、ガットのトークン生成も攻撃誘発なので、このターンに出てきた宝物を生け贄にして4/1威迫トークンを生成することは出来ない(自信がないので確認して追記します)。可能。

誘発イベントの解決を、ギルドの職人→ガットの順番にすればいい。

攻撃誘発はどちらもスタックに積まれ、ガットの効果を適用するかはしないかは選べる。

 

 

●激励する指揮官

激励する指揮官/Inspiring Leader  (2)(白)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・トークンは+2/+2の修整を受ける。」を持つ。

自軍のトークン・クリーチャーが+2/+2修正を受ける。

 

同じく白のクリーチャーだが、ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン/Abdel Adrian, Gorion’s Ward と組み合わせて、1/1兵士が3/3兵士になると頼もしい。

真実の魂の盲信者、ガット/Gut, True Soul Zealot の4/1威迫トークンが6/3威迫になるのは相当な脅威。

 

 

●街路の浮浪児

街路の浮浪児/Street Urchin  (1)(赤)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「(1),これでないクリーチャーやアーティファクトのうち1つを生け贄に捧げる:クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。

統率者が1点ダメージを与える生け贄エンジンになる。

1マナ必要だが、クリーチャーだけでなくアーティファクトにも使える。

 

真実の魂の盲信者、ガット/Gut, True Soul Zealot や悪夢を囁く者、シヴリス/Sivriss, Nightmare Speaker で作ろうと思っている脅しつけ系デッキだが、これがあるなら何白や青や緑とも組める。

除去されにくい、上品な灰色熊、ウィルソン/Wilson, Refined Grizzly と組むのが良いだろうか。

 

 

●古参の兵士

古参の兵士/Veteran Soldier  (1)(白)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, アンコモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、各対戦相手につきそれぞれ、あなたは白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーを攻撃している状態で生成する。」を持つ。

統率者がライフが一番多い対戦相手を攻撃すると、各対戦相手へ攻撃した状態の1/1兵士を生成する。

自分のライフが一番多くても誘発するのは偉い。

 

 

同じく白のクリーチャーだが、世話焼き、エリン・ハーブリーズ/Ellyn Harbreeze, Busybody と組み合わせると、タップで3枚見て1枚手札に加えられる。

鎚族のアンバー・グリストル/Amber Gristle O’Maul と組み合わせると、手札を捨てて3枚ドローできる・・・のか?(これも自信がないため確認して追記します)

誘発イベントの解決を、古参の兵士→グリストルの順番にすればいい。

攻撃誘発はどちらもスタックに積まれ、グリストルの効果を適用するかはしないかは選べる。

 

 

■コモンの背景エンチャント

 

●キャンドルキープの賢者

キャンドルキープの賢者/Candlekeep Sage  (2)(青)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, コモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーが戦場に出たか戦場を離れたとき、カード1枚を引く。」を持つ。

統率者が戦場に出た時、離れた時に1枚引く。

 

同じく青のクリーチャーだが、陽気な盗人、アローラ/Alora, Merry Thief は自身の能力で手札に戻れるためドローしやすい。

上品な灰色熊、ウィルソン/Wilson, Refined Grizzly は軽くて除去されても再キャストしやすいが、先に背景を出してドローを取るかテンポを取るかが難しい。

 

 

●料理長

料理長/Master Chef  (2)(緑)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, コモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーは追加で+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。」と「あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは、追加で+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。」を持つ。

統率者含めて自軍のクリーチャーが+1/+1カウンターを1個乗せた状態で戦場に出てくる。

 

トークンが生成できる、ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン/Abdel Adrian, Gorion’s Ward や 真実の魂の盲信者、ガット/Gut, True Soul Zealot と相性が良い。

しかし普通にクリーチャーが強くなるので何と組んでも良い気がする。

 

 

●ハラスターの後継

ハラスターの後継/Scion of Halaster  (1)(黒)

伝説のエンチャント ― 背景(Background) CLB, コモン

あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「各ターン、あなたがあなたの最初のカード1枚を引くなら、代わりにあなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。そのうちの1枚をあなたの墓地に、もう1枚をライブラリーの一番上に置く。その後、カード1枚を引く。」を持つ。

各ターン最初のドローが、「上から2枚を見て1枚を墓地に置いてからドロー」になる。

占術や諜報と似ているが1枚は確実に墓地に落とす必要がある。

 

暗中の追跡者、エリニス/Erinis, Gloom Stalker と組めば、落とした土地カードを再利用できる。

同じく黒のクリーチャーだが、墓地にクリーチャー・カードを溜めるならドラウの背教者、ヴィコニア/Viconia, Drow Apostate で回収できるかもしれない。

 

 

 

ふー、背景エンチャントも20種類だが、気になるカードは結構多いな。

組み合わせの候補も2つ挙げてあるので、PauperEDHのデッキを作ってみようかなと思った人は参考にしてください。

それにしても、背景選択もちと背景が同じ色で相性がいいってのは困ったものだ。

と思ったが、PauperEDHなんて縛りプレイをしているからそう思うのであって、レアや神話レアと組み合わせればバランスが良いのかもしれない。

 

 

ドラフト専用パックかと思いきや、構築も結構楽しいじゃないか。

自分でパックを買おうとは思わないが、ドラフトで遊べる機会があれば参加する所存。

 

 

ただの日記・・・

 

またライチュウのぬいぐるみを買ってしまった。3体。

友人の代理購入なのだが、ネズミの保護活動(ライチュウぬいぐるみの購入)もずいぶんと慣れてきたもんだ。

 

ザ・メイキングという工場見学の動画が久しぶりに新作を出してくれた。

図解やふりがながあって相変わらず分かりやすく、かなり高画質になっている。

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