「『分からないんですけど』じゃなくて『教えてください』と言ったほうがいいですよ」(かなり優しい言い方。毒吐きもあります)。

健康・生活の話。

真面目なことを真面目に考える話。

言葉遊びの話。

 

タイトルが全てだが蛇足を続けよう。

 

職場にて、そんなやりとりがあった。

 

 

「分からないんですけど」

と言われた時の対応パターンは基本的に3つ。

 

1、「・・・(無視する、というより相手が続きを話すのを待っている)」

「~けど」という言葉を使うなら、まだ話が続くと考える。

また、「こちらに話をしたわけではなく、単に独り言を言っているんだな」と判断して無視するパターンもあり得る(声量や目線などからこちらに話しかけていると気づいたとしても)。

 

2、「はあ、そうですか」

情報が不足しているためそれ以上何も言えない。

もちろん相手が何を言おうとしているかは察しているし、それを踏まえた「相手が望むであろう返答」もできるが、私はそこまで優しくないし甘くない。

 

3、「で?」

これは1と2の中間。

相手に話を促すという点で1より優しく、相手に興味がありませんという2より優しい。

文字数とは裏腹に、実は結構優しい対応だと思っている。

話を続ける気があるなら聞くが、「けど」の後に察しろというのなら拒否する。

 

 

私は「あ、この人は『けど』で話を終わらせるタイプだな」と気付いた。

ただし、嫌な相手ではないと判断したため誠実に対応した。

「教えればいいですか?」と、第4の選択肢で。

相手が望んでいるであろう第0の選択肢「何が分からないんですか?教えますよ」とは言わない。

 

その後、教えて解決した後に

「『分からないんですけど』じゃなくて『教えてください』と言ったほうがいいですよ」と。

 

命令形を使わず、「言ったほうがいい」と言ったのはよくやった私。

けんか腰では、音のインパクトに意識がいってしまって内容が伝わりづらくなるからね。

 

この人は、単に(「けど」で話を終わらせて、相手に察しろと要求することがどれほど相手に負担か、その行為がどれほど傲慢かを)知らなかっただけで、一度言えば気づいてくれると思ったため。

その後の態度から、理解してくれたと思うが、クセでまたやりそうでもある。

まあその時は無視だな。

こちらに話しかけていると明確であれば適切に対応するが。

 

 

相手が察してくれることに甘えるな。

相手に察しろと強要するな。

それらを自覚しろ。

 

という命令形を使いたくなるんだよなこの手の話では。

 

 

自分の意志をハッキリ伝えられない人には色々な種類があるだろうが、

私が嫌いなのは、

自分の言葉に責任を持ちたくなくて、それゆえ自分では何も言わず、相手に察してもらい、相手を動かし、その気遣いや言動や結果に感謝もせず、仮に何か不都合が起こっても「相手が勝手にやったこと」臆面もなく言ってのけるような恥知らずの卑怯者

だ。

かなり大げさに言ったが、察してもらおうとする輩は大なり小なりこれに近いと思っている。

 

 

私が「できるけど、やらない」ことにした一つがこれだな。

「相手が言わなくても要求を察して言ったり動いたりできるが、それをやらない」

一度やってあげてしまうと、二度目以降はそれが当たり前だと思いやがるからな。

増長というかクレクレというかテイカーというか。

 

 

ふー、夜は感情が優位になっていけないや。

こんなことを学べるのもいい経験だな。

 

ただの日記・・・

 

アニメ「炎炎ノ消防隊」を見た。

マンガはそこそこ読んでいたが、久しぶりに見ると楽しいじゃないか。

アニメ1期が24話もあったが3期まであるのか。骨が折れるな。楽しみだ。

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