買った本の話(ではない)。
(途中まで)読んだ本の話。
趣味の話。
先日、真珠亭例会に参加した時に、再利用図書のコーナーを見ていた私(会場である公民館には図書館も併設されている)。
タイトルが気になったので頂いて帰る。

「死を忘れるな」とは、「メメント・モリ」の直訳でよく使われる言葉。
昔、意味を調べたところ
「死は案外身近にあるもので、いつ死ぬか分からないから準備しておけ。悔いなく生きろ」
ってことだろう、とぼんやり思っている。

最後まで読み切っていないのに読書感想文とは片腹痛いが、とりあえず言いたいことを書きなぐる。
目次が無くて、いきなり始まる。なんだこれ。
そういう仕様なんだろうか。
外国の本の翻訳なぞ初めて読んだから比較できないが、そういうものなのかもしれない。
序盤から出てくる人物が多すぎる。
外国人の名前も馴染みがなく、頭に入ってこない。
改行が無さすぎて読みづらい。
人物ごとの語尾に特徴が無く、誰のセリフか分かりにくい。翻訳だからかもしれないが。
日本語の一人称は私、僕、我、某、朕、わたくし、など10も20もあるが、英語は全部Iで表現されるというしな。
そしてライトノベルの「バカとテストと召喚獣」を思い出した。
あれはキャラごとに口調が違っていて誰のセリフか分かるようになっていて「おお、すげー」「読みやすい」と思った。
「誰のセリフなのか分からないと、その先を読み進められない」
という完璧主義のような面倒な性質を持っていた私だが、
「とりあえず読み進んでいこう」
という結論になった。

「ダイラン・トマスはD・T(アルコール中毒)で死んだ」
何の略なのかは知らないが、童貞で死んだと読んだ人も居そうだ。
アル中ではなく、今は「アルコール依存症」と言うのだっけか。
他にも馴染みのない単語が出てきて新鮮。
気ちがい、スノッブ、やもめぐらし、発刺(溌剌=はつらつ?)など。
スマホですぐに調べられるので楽。
人物とセリフは分からないまま読み進むことにしたが、単語はすぐに答えが出るので調べてから読み進む。
61ページのバーステッド婦長のセリフは印象深かった。
後ろから3行だけでも読んでみてほしい。

「きたならしい老いぼれの獣」とパンチの効いた毒を吐いている。
朝8時から働き詰めで、ぶつぶつと不平ばかり言われているならば、さもありなん。
一方、悪口がかわいいとも思える。
ちび、けちんぼ、ごうつくばり、など。
セリフのカギカッコは良いとして、
「~は言った。」の後にまたセリフのカギカッコを付けるんじゃない。
読みづらいったらありゃしない。
翻訳だから仕方ないのだろうけど。

「それ、どういう意味?」
私が読書慣れしていないからかもしれないが、なかなかツッコミどころが多く、内容とは別の意味で楽しかったと言える。
難しい本や、つまらない本を読むと眠くなるらしいが、何故か2時間ほど読んでしまったからな。
そして午前2時過ぎに就寝することになった。
続きは気が向いたら読もう。
ただの日記・・・
今日は今年最後の猛暑(だと思いたい)。
明日も35℃を超える予報だが午後から雨らしいしな。
歯医者に行ってセラミックの詰め物を装備。
他の歯でデンタルフロスが引っかかるのが気になったので、次回はそちらを見てもらう。
詰めた銀歯は長く使っていると外向きに開いてくるらしい。
上から荷重がかかって左右が跳ねると考えると納得だな。