MTGの話。
MTGの新弾である「サンダー・ジャンクションの無法者」のカードが少しずつ公開されている。
いつもどおりEDH目線で書いていこう。
『サンダー・ジャンクションの無法者』カードイメージギャラリー
3日前にTwitter(現X)で英語版が公開されてすぐ、速攻でデッキリストを作ったくらい気になっているジェネラルがいる。
そういえば、今は統率者のことをジェネラルとは呼ばないんだっけ?
まあいいや、統率者戦ではなくEDH(エルダードラゴンハイランダー)と呼んでいるしな。
さておき本題へ。
●秒刻みのオベカ

4マナ2/5威迫で、こいつが戦闘ダメージを与えるたび、その点数分のアップキープ・ステップを得る。
威迫(2体以上でしかブロックされない)があるため戦闘ダメージを通しやすい。
誘発は強制だが、追加アップキープがマイナスになるようなデッキ構築(消散、消失、累加アップキープなど)をしなければ問題はない。
アップキープ・ステップは「このフェイズの後に」追加されるため、
戦闘フェイズ→追加のアップキープ・ステップ(n回)→戦闘後メイン・フェイズ→終了フェイズ、
という流れになる。
アップキープが得られるということで、まず考えたのは特殊勝利カード。
大抵は「アップキープ開始時」に誘発するため、1ターン待たないと勝利できなかったが、オベカにより1ターンの隙が無くなるのは素晴らしい。
機械化製法/Mechanized Production (2)(青)(青)
エンチャント ― オーラ(Aura) PIP, 神話レア
エンチャント(あなたがコントロールするアーティファクト)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているアーティファクトのコピーであるトークンを1つ生成する。その後、あなたが互いに同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
複数回誘発するメリットを考えると「十三恐怖症」や「機械化製法」、「ダークスティールの反応炉」などを使いたい。
「富の享楽」や「死闘」は(1回誘発したら勝利なので)複数回誘発する意味はないが、そもそも「1回アップキープが追加される」だけで十分強いことを忘れてはいけない。
次に、ライフを減らすカードを調べる。
宮殿の包囲/Palace Siege (3)(黒)(黒)
エンチャント FRF, レア
宮殿の包囲が戦場に出るに際し、カンか龍かを選ぶ。
・カン ― あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
・龍 ― あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
アップキープが2回追加されると、各対戦相手に4点ライフロス、自分は4点回復。
血の暴君/Blood Tyrant (4)(青)(黒)(赤)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) CON, レア
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーは1点のライフを失う。これにより失われたライフ1点につき、血の暴君の上に+1/+1カウンターを1個置く。
プレイヤー1人がゲームに敗北するたび、血の暴君の上に+1/+1カウンターを5個置く。
5/5
全員から吸血して(ライフを吸って)強くなる吸血鬼。
この10円レアが輝くかもしれない。
カジュアルデッキにオススメ。
ライフを失わせるカードの次は、ダメージを与えるカード。
激憤の宮廷/Court of Ire (3)(赤)(赤)
エンチャント LTC, レア
激憤の宮廷が戦場に出たとき、あなたが統治者になる。
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。激憤の宮廷はそれに2点のダメージを与える。あなたが統治者であるなら、代わりに、これはそのプレイヤーかパーマネントに7点のダメージを与える。
宮廷サイクルは出した時に統治者になり、追加アップキープにより、すぐに大きな恩恵を受けられるため強い。
ライフロス、トークン生成、各10枚切削など、どれもこれも強い。
ドラゴン変化/Form of the Dragon (4)(赤)(赤)(赤)
エンチャント 9ED, レア
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ドラゴン変化はそれに5点のダメージを与える。
各終了ステップの開始時に、あなたのライフの総量は5点になる。
飛行を持たないクリーチャーは、あなたを攻撃できない。
アップキープに5点火力を飛ばせる。
自分のライフが5点になるのは「終了ステップの開始時」なので、やられる前にやれる。これはズルい。
オベカが誘発したターンに勝てるのが理想だが、勝利に繋がるような自分が有利になれるカードも大切だ。
まずはドロー。
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena (1)(黒)(黒)
エンチャント MKC, レア
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
Bloodgift Demon / 血の贈与の悪魔 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)飛行
あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、1点のライフを失う。5/4
1ドロー1ライフロス系のカードがいい。
重いカードが多いため「闇の腹心」系の、マナ総量分ライフロスは自爆しかねない。
次にトークン生成。
竜使いののけ者/Dragonmaster Outcast (赤)
クリーチャー ― 人間(Human)・シャーマン(Shaman) ONC, 神話レア
あなたのアップキープの開始時に、あなたが6つ以上の土地をコントロールしている場合、飛行を持つ赤の5/5のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
1/1
タダで5/5飛行が次々に出てくる。
7マナ5/5飛行の「天空の独裁者」もいいぞ。
スカラベの神/The Scarab God (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ― 神(God) HOU, 神話レア
あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたは占術Xを行う。Xはあなたがコントロールするゾンビ(Zombie)の総数に等しい。
(2)(青)(黒):墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の4/4のゾンビであることを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。
スカラベの神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。
5/5
相手の墓地のカードをゾンビにしつつ、ライフロスと占術の数字を大きくしていこう。
そして、リアニメイトも楽しい。
囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One (5)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― ファイレクシアン(Phyrexian)・法務官(Praetor) MUL, 神話レア
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
6/6
自分の墓地限定なので、戻すクリーチャーが居なくなるかもしれない。嬉しい悲鳴。
ファイレクシアへの門/Portal to Phyrexia (9)
アーティファクト BRO, 神話レア
ファイレクシアへの門が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれクリーチャー3体を生け贄に捧げる。
あなたのアップキープの開始時に、墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは、それの他のタイプに加えてファイレクシアン(Phyrexian)でもある。
「ファイレクシアへの門」は相手の墓地を利用できるため、持っているならこちらを入れよう。
両方入れてもいいか。
そういえば、各アップキープに何かするカードと言えば、フォースサイクルだな。
マグマの力/Magmatic Force (5)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) CMD, レア
各アップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。マグマの力はそれに3点のダメージを与える。
7/7
黒のドローも、青の「ぐるぐる」もいいが、特に赤が強い。
アップキープということで、再利用できる待機サイクルもあったな。
現実のストロボ/Reality Strobe (4)(青)(青)
ソーサリー FUT, アンコモン
パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。現実のストロボを、その上に時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。
待機3 ― (2)(青)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(2)(青)を支払うとともにそれを時間カウンターが3個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
オベカの2点ダメージが毎ターン通るなら、毎ターンタダでバウンスできる。
赤のマナ加速はシンプルに強い。ほしい。
マナ加速といえば、累加アップキープがメリットになるコイツを忘れてはいけない。
Braid of Fire / 炎の編み込み (1)(赤)
エンチャント累加アップキープ ― (赤)を加える。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
新カードでも「笑うもの、ジャスパー・フリント」というカードが相性良し。

対戦相手のライブラリーから衝動的ドロー。
相性の良いカードの紹介がメインになってしまったが、
「戦闘ダメージを与えるたび」にアップキープ・ステップが増えるため、二段攻撃、パワー強化、追加戦闘、追加ターン、とも相性がいい。
Psychotic Fury / 病的な憤激 (1)(赤)
インスタント多色のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで二段攻撃を得る。
カードを1枚引く。
Two-Handed Axe / 両手斧 (2)(赤)
アーティファクト — 装備品(Equipment)装備しているクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、それのパワーを2倍にする。
装備(1)(赤)Sweeping Cleave / ぶん回し (1)(赤)
インスタント — 出来事(Adventure)あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは二段攻撃を得る。(その後、これを追放する。後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)
憎悪/Hatred (3)(黒)(黒)
インスタント EXO, レア
この呪文を唱えるための追加コストとして、X点のライフを支払う。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受ける。
青黒赤の3色が使えるので、どうとでもなる。
ということで、とても楽しいジェネラルである。
一応、デッキリスト(124枚)はこちら。
EDH 秒刻みのオベカ(仮)(リンク先は晴れる屋のデッキ登録ページ)
特殊勝利、ダメージ、ライフロス、ドロー、トークン生成、リアニメイトなど、私が調べて気になったカードは全てリストにある。
ここから、持っていないカードや、高いカードを減らして、マナ加速をはじめとした汎用カードを入れて私のデッキは完成するだろう。
「悪いことしかしない」というのが分かりきっているため、あっという間に3対1の魔王戦になりそうだ。
私としては、先述した「血の暴君」を始め、神河物語の本殿サイクルなどのカジュアルなカードを使いたい。
他には「クロノゾア」を倍々に増やしまくったり、
クロノゾア/Chronozoa (3)(青)
クリーチャー ― イリュージョン(Illusion) PLC, レア
飛行
消失3(このクリーチャーは時間(time)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、その上から時間カウンターを1個取り除く。最後の1個が取り除かれたとき、それを生け贄に捧げる。)
クロノゾアが死亡したとき、その上に時間カウンターが1個も置かれていない場合、そのコピーであるトークンを2体生成する。
3/3
「複製する指輪」のトークンを8個生成したり(トークンは2枚持っている)
氷雪アーティファクト MOC, アンコモン
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたのアップキープの開始時に、複製する指輪の上に夜(night)カウンター1個を置く。その後、これの上に夜カウンター8個以上が置かれているなら、それらすべてを取り除き、《複製された指輪/Replicated Ring》という名前で「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の氷雪アーティファクト・トークン8つを生成する。
青ブレイズでボーナスタイムにしたり、など。
妖術の達人ブレイズ/Braids, Conjurer Adept (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) PLC, レア
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の手札にあるアーティファクト・カード1枚かクリーチャー・カード1枚か土地カード1枚を戦場に出してもよい。
2/2
どう転んでも楽しいな。秒刻みのオベカ。
こんなロマンあふれる素敵なカードをありがとうございます。
発売が楽しみだ。
ただの日記・・・
3月30日のブログで書きたかったけど、やはり日本語版の画像が無いと不親切だしな。
この記事が「秒刻みのオベカ」でデッキを組む人の役に立てば嬉しい。
葉物野菜が高騰している。
28度やら雪やら気候がおかしいものな。
非常持ち出し袋にある粉末青汁の出番か。ローリングストック的にも。
浴室にある手ぬぐいの替え時が分からない。
10枚入りを買ったのでケチケチせず交換したところ、色や布の粗さが全然違った。
比較すると分かりやすいんだな。