2024年冬アニメの感想(ダンジョン飯、望まぬ不死の冒険者、治癒魔法の間違った使い方)

趣味の話。

アニメの感想の話。

 

各シーズンごとにアニメは見ているが、感想を書くのは久しぶりだな。

スパイファミリーや葬送のフリーレンなど有名な作品は何故か見(てい)ない。

今回は異世界ファンタジーのアニメを3つ紹介する。

紹介というよりただの感想を書き散らす。

 

 

●ダンジョン飯(リンク先はアニメ公式サイト)

今期の覇権アニメ(一番人気)になりそうな、異世界ファンタジー+飯アニメ。

OPがBUMP OF CHICKENなのも強い。

 

ジャンルとしてはありふれており、最近では「とんでもスキルで異世界放浪メシ」が近い。

それがどんな作品だか忘れた人に一言で説明すると、「喋るフェンリルとスライムを連れた主人公が、異世界で現代食を作って絶賛されるやつ」だ。

 

一方、ダンジョン飯はその名の通り、ダンジョンに居る異世界の生き物を食べる。

モンスターの生態や調理方法など、理屈があって説得力がある。

「モンスターを倒すと肉がドロップする」こともないし、

「皮剥ぎから血抜きから全て魔法で出来てしまう」こともないし、

「チート能力で現代のアイテムが手に入る」こともない。

現代人が転移や転生をしない、由緒正しい異世界ファンタジーだ。

 

これは褒め言葉なのだが、キャラクター単体には強い・カッコイイといった魅力はない。

これは「ダンジョン飯」が主役の作品なのでこれでいい。

変に、主人公が強かったり、ヒロインが可愛すぎたり、マスコットキャラが居たりすると萎えてしまうところだった。

主役のダンジョン飯の作画はとても良く、調理シーンもぬるぬる動く。

おいしそうなのは当然として、どのような動植物が、どのように調理されるのかが毎回楽しみだ。

 

「食戟のソーマ」、「トリコ」、「異世界居酒屋のぶ」などもそうだが、食欲に訴えかける作品は強い。

大抵の人は食べることが好きだからね。

 

 

●望まぬ不死の冒険者(リンク先はアニメ公式サイト)

中堅冒険者の主人公はドラゴンに食べられたがスケルトンになって生き延びる。

異形の存在になったものの最高ランクの冒険者になる夢を諦めきれず、強くなっていくアニメ。

 

これも正しく異世界ファンタジーなので、現代人の要素は出てこないし、無能だの、追放だのも出てこない。

主人公(CV:鈴木崚汰)は極めて善良な常識人であり、異形の身体になっても色々な人を助けたり、助けられたりする。

人の心を持った異形、という点ではデビルマンに似ている。

主人公の行動原理や目標も明確で、モンスターを倒した時の魔力を吸収して進化することで人型の魔物に近づいていく。

それが強くなることにも繋がり、人間だった頃からの夢である「最高ランク冒険者になること」にも繋がっている。

 

スケルトン(骨)→グール(少し肉が付いて、ある程度喋れるようになった)と変化していった(作中では存在進化という)。

「バンパイアなら見た目はほぼ人間だ」と言っているので、文字通り主人公の成長を見届けるという楽しみもある。

 

主人公に好意を寄せる女性は少なくないが、それも納得できるだけの実績(過去や現在の行動)がある。

魅力のない主人公に惚れるお手軽なチョロイン(チョロいヒロイン)に辟易する作品が多いため、特に本作品の良さが際立つ。

 

主人公が骨という見た目が受け入れられるなら是非見て欲しい。

登場人物に嫌な奴があまり出てこない。

Abemaでは1話無料(最新話は1週間限定で)見られるのだが、リンクが貼れなかった。

 

 

●治癒魔法の間違った使い方(リンク先はアニメ公式サイト)

巻き込まれて異世界に召喚された男子高校生が、回復魔法の能力を見出され修行して強くなっていく話。

 

美少女生徒会長先輩(雷属性)と、イケメン副会長クラスメイト(光属性)が勇者として召喚されて、主人公は巻き込まれて異世界へ来る。

異世界の王様も、イケメンクラスメイトもわりと常識人。

確かに異世界召喚は時空を超えた誘拐だもんな。

美少女生徒会長先輩は異世界ファンタジー大好き人間で、M寄りのアホキャラポジションになってゆく。

 

破天荒でアホみたいに強い救命団の女団長(CV:田中敦子)が、主人公を治癒魔法使いにするべく修行をつけていく。

声優が発表されたときから期待していたが、ローズ団長の声がピッタリすぎて素敵。好き。

 

原作には「〜戦場を駆ける回復要員〜」というサブタイトルがあるのだが、

作中での救命団とは、負傷者を回収して、治療して戦線に復帰させる役割。

アダーカーの戦乙女のフレーバーテキストのようなことをするわけだ。

NARUTOの綱手様も「回復役が攻撃を受けていけない」と言っていたしな。

 

つまり、救命団という名前の印象に反して強い。

強いヒーラーという点では「聖者無双」に通じるかもしれない。

ちなみに救命団のメンバーも荒くれ者ばかりで、ローズ団長を姉御と慕うくらいには癖が強い。

 

この主人公も結構珍しいタイプで、やれやれクール系ではなく熱血系に近い。

地獄の訓練に対しても、なにくそと頑張れるような好青年。

団長を呼び捨てにするなど口は悪いが、あの環境ならば仕方ないだろう。

ギャグとシリアスのバランスも良い。

3話で魔王(CV:三木眞一郎)と女部下(CV:上田瞳)が出てきた。

今後も楽しみだ。

 

 

今期のアニメは色々観ているが、1記事でアニメ3つくらいが適当だな。

長いタイトルも多いしな。

Abemaとアマゾンプライムで観られないアニメは知らん。

 

 

 

ただの日記・・・

 

7度4度でしかも雨。相当寒い。

餅をいくら食べてもしっかり吸収されるためか満腹感を感じない。これでいい。

1食あたり餅3つという自分ルールは正解だったらしい。

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